第42回 日本がん疫学・分子疫学研究会総会

ご挨拶

第42回日本がん疫学・分子疫学研究会総会を迎えるにあたって

世話人 写真

本研究会の第42回学術総会を、2019年7月11日(木)-12日(金)に国立がん研究センターにて開催させていただくことになりました。久しぶりの本研究会単独開催です。そのため、今回は、がん疫学者が議論を深められるように、「がん疫学研究の今後の展開に向けて-世界の新たな潮流をとらえる」という少し踏み込んだ主テーマを設定しました。

近年、がん疫学分野では、いろいろな形態で研究者間の連携が加速しています。がん予防を実現するためにはインパクトの大きいエビデンスづくりが不可欠で、そのための大規模な研究連携基盤が台頭してきています。さらに、がん疫学研究の先進諸国では、がん予防対策に関する保健医療技術評価(HTA)やがん予防法をターゲット集団において効率的、効果的に普及・実装するための研究(D&I)を実施する体制が構築されており、がん対策を支える重要な領域として認知されつつあります。

日本は、この数十年間に、疫学研究と疫学研究者の質が格段に向上し、研究費額や研究者数の絶対的不足などの現実的限界はあるにせよ、エビデンスづくりについてはある意味で成熟期に突入しているといえます。しかし、がん対策という軸から見渡すと、これまであまり力の注がれてこなかった研究領域が存在しており、「エビデンスに基づくがん対策」を実現するためには、それらの領域強化が不可欠です。これを踏まえて、本会では、がん疫学研究の今後の展開に向け、世界の新たな潮流を共有し、わが国の疫学研究者が「エビデンスに基づくがん対策」を真に実現するために何をすべきかについて、皆で論じる機会としたいと考えております。

世話人
国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究部 井上真奈美

事務局
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